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2002年/採集会報告  採集会担当・梅田幸和


2002年度も例年通り日帰り採集会を10回、一泊採集会を2回計画しました。
完全な中止は日帰りが1回だけでしたが、前日まで雨の予報が出ていて、直前に少し回復し決行(前夜の降水確率で決めることにしていたため)ということが多く、参加者数人というのが3回ありました。

5月11日(土)に予定した神奈川県逗子市の採集会は、前日まで大雨が降っていたのに急に降水確率が20%に下がり、数値上開催となりました。集合場所に行ったものの参加者の姿はなし。 しばらくして3名の方が来て下さいましたが、天気もよくないので会費をもらわず、個人の日帰りハイキングとして山を散歩して帰ろうと言うことになりました。晴れ間が無く寒いので昆虫も不活発。山頂までの往復ではコジャノメを目撃したぐらいで終わりました。皮肉なことに解散した後晴れ間が出て、それを待っていたジャコウアゲハやカラスアゲハが盛んに飛び始めたようです。

 順不同になりますが、9月8日(日)に5月11日と同じ場所でもう一度行いました。しかし、この日も前回と全く同じ展開となり参加者は6名。天気が悪いにもかかわらずご参加ありがとうございました。
 ただ、この日は山頂に立つ頃には晴天となり、モンキアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハに混ざってナガサキアゲハのオスなども姿を見せました。

5月12日(日)の「春型アゲハ採集会(神奈川県津久井郡)」は15家族の参加。去年ほどではなかったもののカラスアゲハ、オナガアゲハは多く、ミヤマカラスアゲハも採集できました。ウスバシロチョウ、トラフシジミ、ツマキチョウ、ムカシトンボ、カワトンボなど春の昆虫に混ざってクモガタヒョウモンが早くも発生していました。
 午後2時ごろ解散しましたが、居残って採集を続けた人もおられ、3時過ぎまでネットを振る姿が休んでいた温泉から見えました。

5月26日(日)の「春型タテハ類採集会(埼玉県浦和市)」
15家族の参加がありました。集合場所が都心に近く、車での参加が可能だったためか、小さいお子さんが多くおられました。小さい人は高速で飛ぶタテハチョウをあきらめ、ザリガニやオタマジャクシ採集に熱中でした。そのうちの一人がウシガエルを採りヒーローになりました。その騒ぎが一段落すると今度はスタッフの一人が巣から落ちで足を折ったムクドリのヒナを保護。さらには大きなアオダイショウが出て来たりと、いつもの昆虫採集会らしくない楽しさがありました。
 昆虫採集をしていた人はコムラサキ、サトキマダラヒカゲ、イチモンジチョウなどを採りましたが、たくさん見たのにゴマダラチョウを採った人はいませんでした。

6月9日(日)の「平地性ミドリシジミ類採集会(埼玉県所沢市)」16家族の参加。天気にも恵まれオオミドリシジミ、ウラナミアカシジミ、アカシジミ、ウラゴマダラシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウラギンシジミ、トラフシジミ、ムラサキシジミ、ミドリヒョウモン、ミスジチョウ、テングチョウ、ムカシヤンマ、アオオサムシなど数多くの昆虫を採集できました。長い竿が有利なミドリシジミ類ですが、短い竿の網でもうまく採集するお父さんがおられ、子供達に尊敬されていました。

6月23日(日)の「山地性ミドリシジミ類採集会(山梨県勝沼町)」は天気が悪く12名の参加。採集対象が少々マニアックなため中・高校生以上の参加が目立ちました。人数が少ないため、参加者の車に分乗させてもらいました。雨でネットが濡れ、ゼフィルスもあまり飛ばない悪条件でしたが、一瞬の晴れ間に飛んだ数頭のメスアカミドリシジミ、ミドリシジミ、オオミドリシジミなどをみんなで分担して採集しました。このほかオオミスジ、オオミズアオ、アオバセセリの幼虫などが採れました。

7月14日(日)の「オオムラサキ採集会(山梨県韮崎市)」は26家族が参加。車での参加者が多くおられましたが、中央道が事故で大渋滞したので時間に間に合わず、途中で引き返した方もおられたようです。
オオムラサキは発生初期でまだ数が出ておらず、採集したのは雄を3頭のみでしたが、ノコギリクワガタ、カブトムシ、シロスジカミキリ、ルリボシカミキリ、オニヤンマ、ナナフシなど多くの昆虫が採集できました。

7月20日(土)の「夏の昆虫採集(山梨県勝沼街)」は39家族の参加。この日も事故で中央道が渋滞。私も午前6時に家を出たのですが調布付近でとても間に合わないと判断し、車を置いて京王線と中央本線を乗り継いでようやく間に合いました。兵庫県や福岡県からの参加者もおられ驚きました。これは人気の採集会なので、できるだけ多くの人に参加していただこうと、いつもより多くのスタッフに(子
供の頃にこの採集会に参加したことのある大学生)に招集をかけておいたのですが、参加希望者がここまで増えるとは思いませんでした。
 ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、コクワガタが多く、カブトムシは少なめでしたが、半数の家族がカブト、クワガタを採集できたようです。チョウや他の昆虫ではオオムラサキは少なく、コムラサキ、スミナガシ、ミドリヒョウモン、ホソバセセリ、オニヤンマ、タカネトンボなどが採れました。ムモンアカシジミを目当てにきた人もいましたが、今年の発生数は少なく採れなかったようです。

8月2〜3日、3〜4日(金土日)の「夜間採集会(山梨県塩山市)」はそれぞれ19名が参加。夜の雑木林で採集
しました。
 下見の際に試しにしかけたトラップにカブトムシの雌が1頭だけという状況で心配でしたが、皆さんと夜の雑木林に入るとその心配は吹き飛び、あちこちから「いたいた」の歓声が上がりました。
 ライトトラップにも多数の昆虫が飛来。アブラゼミ、アカアシアオカミキリ、カマキリモドキ、ヘビトンボ、ベニシタバ、キシタバ、カメムシ類、カゲロウ類などいろいろな昆虫が見られました。

9月29日(土)の「秋の昆虫採集会(埼玉県所沢市)」の参加者は2名。大雨が急に回復したためです。午後からは晴れてきて、エンマコオロギ、トノサマバッタ、クルマバッタ、ショウリョウバッタ、オオカマキリ、チョウセンカマキリ、コカマキリなど、秋らしい草原の虫が数多く見られました。


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